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家事のハジメさんがログインしました。

どうも、家事のハジメこと梶野ハジメです。
さっき義父・芯太郎による本日のスパルタ家事教育が終わりました。
明日も朝から早いです。

ラインナップは庭のハイスピード草むしりに始まり……

え?家事のことより過去を聞きたい?

わかりました。
今回は物語の始まりについて書きます。

思い返せばあれは数か月前のこと。
前日も終電ギリギリまで仕事していたオレは、翌日が休みだったのでついぐっすり眠ってしまって……

朝。非常に清々しい。
キッチンで手際よく料理する女性の手元。
野菜炒めや目玉焼きが鮮やかに出来ていく。

同じ頃、ハジメはベッドで寝ている。
時折のんきに寝返りなど打ったりして……

彼の傍らにあるスマホアラームが鳴る。
待受画面はハジメとその恋人・実乃里。
が、ハジメは起きない。

洗濯物を干している女性の手元。

ハジメといえば寝ながらニヤけ顔。
まるで同棲生活の朝のよう。

部屋のカーテンを開ける女性の手元。
ハジメが眩しいという顔を浮かべ、

ハジメ「う~ん」
女性の声「ハジメ」
ハジメ「もうちょっとだけ―」
女性の声「ハジメ、起きて」
ハジメ「実乃里。もうちょっと寝かせて」

圭子「いい加減に起きなさい」
ハジメ「!!!!!」

女性の声の主は母・圭子だ。
これまでの家事も圭子によるものだ。

ハジメ、ガバッと起きて、

ハジメ「ビックリするだろ?!」
圭子「な~に寝ぼけてんのよ」
ハジメ「勝手に部屋へ入ってくんなよ」

ハジメがスマホで時計を確認して、

ハジメ「え?! もうこんな時間?」
圭子「きょうは休みでしょ」
ハジメ「何で起こしてくれなかったんだよ」
圭子「そういうのはふつう自分で管理するモンでしょ」
ハジメ「仕方ないだろ、昨日も遅かったんだから」
圭子「あのね、働くってのはそういうモンなの」
ハジメ「もう!」
圭子「これからどっか行くの?」
ハジメ「まあ、ね」
圭子「あ~ら珍しい」
ハジメ「帰りは遅くなるから」
圭子「ふ~ん、実乃里ちゃんとデートか」
ハジメ「どうでもいいだろ」
圭子「いいわね、プライベートも忙しくて」
ハジメ「うるさい」

これは実家での出来事。
オレは埼玉南部のベッドタウン生まれ。
この時は旧姓・若宮でした。

パソコン関係の仕事で毎日朝から晩まで。
ただ仕事にも人間関係にも特に不満はなく、
順調に社会人を生きていました。

ただオレには一抹の不安が。
それは家のことを母に任せっきりという事実。

家には休みを除き、寝に帰っているだけなので正直家のことには何のタッチも出来ず。
さらに休みも1日取れれば良い方で。

気づけば母も53歳。
息子の自分もその分大人になり(汗)

一時期ひとり暮らしもしましたが、結局何も変わりませんでした。

『いつかどうにかしなければ』

そう思っていたオレですが、この時は言い訳が邪魔をして行動に出せませんでした。

……すいません。
さすがに眠くなってきたので、この続きはまた次回にします。

ハイスピード草むしりの結果についても併せてお伝えできればと。

それではまた。

家事のハジメさんがログオフしました。

ハジメが去った後。
リビングに明かりが点く。

芯太郎がやってきて、パソコンのディスプレイをじっと見て――

<episode2へつづく>

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