シナリオはキャラのステレオタイプにご用心
ここは、とある病院。 廊下を歩くひとりの女性。 記者の宇加賀井益代だ。 口元にはマスク。 どうやら風邪をひいたらしい。 「宇加賀井さん、宇加賀井益代さん」 少し遠くで看護師の声がした。 女性にしては低めな声。 いったいどんな人なんだろう? 益代は声のした病室に入る。 男「どうしました?」 益代「ここのところ...
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ここは、とある病院。 廊下を歩くひとりの女性。 記者の宇加賀井益代だ。 口元にはマスク。 どうやら風邪をひいたらしい。 「宇加賀井さん、宇加賀井益代さん」 少し遠くで看護師の声がした。 女性にしては低めな声。 いったいどんな人なんだろう? 益代は声のした病室に入る。 男「どうしました?」 益代「ここのところ...
※はじめに※ 今回のブログはかなりコアな内容になっております(笑) あらかじめご注意ください( ̄▽ ̄) 原点に返って、今回の舞台はカフェ。 記者・宇加賀井益代はある男の前にずーーーーーーっと立っている。 時間にして実に30分ほど。 益代「あの――」 その男は本をずっと読んでいて、彼女の存在に気づかない。 益...
2017年11月初旬。 大規模な書店にふたりの男女。 女性は記者・宇加賀井益代。 とても不機嫌な顔をしている。 男性は物書き・スダ。 とても上機嫌な顔をしている。 ひさかたぶりのコラムの幕開けだ。 益代「(無気力で)はい、始まりました」 スダ「益代さん?元気ないですね」 益代「あったりまえでしょ!!前回のコ...
スダ「これは何のマネですか?!」 益代「……許さない」 スダ「早く縄を解いて下さい!」 益代「ダメ。今日という今日は覚悟しな」 ここは暗がりの地下室。 物書き・スダは椅子に縛り付けられて身動きが取れない。 彼の目の前には女性記者・宇加賀井益代(うかがいますよ)。 スダ「僕が何をしたというんですか?!」 益代...
去る2017年8月7日。 このサイトに衝撃(?)の展開が! それは物書き・スダの100記事達成。 益代「いやいや、ほとんどのブログサイトは当たり前に達成してるから」 記者・宇加賀井益代は驚かない。 というより、そんなことについて詳しく書いて誰得なの?とさえ思った。 そこで益代は思い立った。 益代「中身の濃厚...
とある演芸場にて。 ステージ上には1本のマイク。 そこへやってくるふたりの男女。 ふたりのコンビ名はずばり…… 『ダースー&マースー』!!! 宇加賀井益代(うかがい ますよ)の 「あたしの心を埋められるのは原稿用紙のマス目だけ」 スダ「どうも、ダースーです」 益代「マースーです」 スダ「ふたり合わせて……」...
タクシーを経て、ファミレスに席を移した物書き・スダと記者・宇加賀井益代。 益代はスダの連載ブログを読んでいる。 宇加賀井益代(うかがい ますよ)の 「あたしの心を埋められるのは原稿用紙のマス目だけ」 益代「ちょっとちょっと!」 スダ「はい?」 益代「今回のブログ、冠が取れてるじゃない」 スダ「はい?」 益代...
益代「ちょっと! どこへ向かってるの?」 運転手「…………」 スダ「運転手さん?!」 益代「何で黙ってるのよ!!」 ニヤリとする運転手。 <前回までのあらすじ> 物書き・スダと記者・益代はカフェを追い出され、次の目的地へと向かうためタクシーを拾った。 が、数分で降りるはずがタクシーは一向に目的地へ着かない。...
アイスカフェラテ1杯で8時間も粘ったケチ男とコーヒーを100杯もおかわりした欲張り女が織り成すシナリオ対談。 上記の理由でカフェを追い出された物書き・スダと記者・宇加賀井益代のふたりはタクシーで次の場所へと移動中。 信号待ちするタクシーの窓から見える書店。 益代は出入口にあるポスター等を見る。 宇加賀井益代...
早いもので対談も3回目に突入。 何と、ある事情でカフェを追い出されてしまった物書き・スダと記者・宇加賀井益代のふたり。 会話がうるさかったのか? はたまた長居し過ぎたのか? 場所を移すべく街を歩いている。 宇加賀井益代(うかがい ますよ)の 「あたしの心を埋められるのは原稿用紙のマス目だけ」 益代「お気に入...