ボイスドラマⅦ この日、その時、どの彼女

2023.5.8 release
音声データ形式
価格 1,000円 (全3話セット)

【イントロダクション】

コンセプトは
「謎解き」と「一人芝居」の融合

キャッチコピーは
「ビジュアルの衝撃、すべて違う声」

本作は「役者の声で聴く人の耳を魅了し、華麗に欺く」を目的とし、演者がひとりでどこまで別人を演じられるか?という限界に挑むボイスドラマとなっている。

3つのオムニバス形式。
昼→夜→朝と物語が進行して、
名前も姿も違う女性がストーリーを展開。

そして最後に明らかになる衝撃の真相。

いったい”この日、その時、どの彼女”か?

本編の随所に仕掛けられたヒントをもとに、
あなたはこの謎を解くことができるか?

【収録内容】

エピソード1:MISAKI

昼下がりの東京は代官山。
ショップスタッフのMISAKIは困惑していた。
目の前の男性がもう2時間以上も商品選びに悩んでいる。
ベテランの彼女にとってはもはや慣れたことだが、ひとつ違和感があった。
その場所は婦人スーツ専門店だったということ。
同僚の女性たちが不安がるなか、物怖じせずMISAKIは男に対して一計を案じて―

エピソード2:紅亜


時刻は夜9時過ぎ。
派手な女王様系YouTuber・紅亜は決まった時間にコスプレでネット配信を行う。
弱気な世の男性たちに愛の鞭なるアドバイスを振るい、そっと背中を優しく押すスタイルだ。
今ではたくさんのファン(=お子ちゃまども)が出来、人気を博して「紅亜様」と崇められて勝手に切り抜き動画がアップされるほどに。
表向きは人生において百戦錬磨な女王様の彼女、しかしその本当の姿は―

エピソード3:よしえ

朝、都内某所のシェアハウスにて。
地味な干物女・よしえはメガネにパジャマ姿。
きょうは仕事が休みゆえにいつもより遅くまで寝ていた。
と、そのときインターホンが鳴った。
ルームメイトが外出中のため、仕方なく彼女が玄関を開けるとひとりの男が。
その格好からどうやら配達に来たらしい。
やがて彼が口にした衝撃の一言に、よしえは驚いてしまい―

【予告編映像】

【ボイスドラマⅦができるまで】

あれは2021年2月のこと。

新宿はシアターサンモール、キ上の空論による舞台「ピーチオンザビーチノーエスケープ」を観た俺は衝撃を受けた。

恩人の役者・難波なうさんが出演している縁から連絡をもらい、コロナ渦で閉塞した生活をどうにかするための憂さ晴らしとして。

何でも規制ばかりのつまらない世の中で18禁の作品を行う心意気と気合、役者陣や制作陣の本気をまざまざと見せつけられた。

そんななか、ひとりの役者に目を留めた。

山田梨佳さん(写真中央)だった。

出典:キ上の空論 様
撮影:保坂萌 様

中盤から登場したのだが、あまりにも別格。

(※難波さんもその後に登場なので、すごい人ほど後から出るのかと勝手に思い込むほど)

「この人にオファーする。そして上京もする。これからたくさんの役者と対等に仕事でやり合うならば、もう覚悟を決めなければならない」

当時田舎で実家暮らしだった俺は口先だけで、何も行動せず、このまま年老いて惨めに死んでいく自分に嫌気が差していた。

自分との約束を、自分の心身を大事にしよう。

そう誓ってオファーし、ご本人に承諾を頂く。
また翌月には無事上京も果たした。

当初はキャスト5名で考えており、都内に住む5人の男女が全員Wワークしながら主役をリレーしていく連続ボイスドラマとして企画。

(※のちに制作するボイスドラマⅥ「ワーカ・ア・ホリック」の原型であり、山田さん以外のキャスト4名がその作品にご出演することに)

…ところがどうもしっくりこない。

バランスかストーリーか(はたまた予算か)。

何かが違うのだ。

そんな折、ボイスドラマⅥの出演者・松本稽古さんが出演されたひとり芝居「Vivid Scranble」という舞台を下北沢で観たとき、再び雷が走った。

「これだ! ひとり芝居だ!」

実力派の役者陣と実験的な作風を組み合わせた自分の作家としての在り方をやるならば、この方式はまだやったことがない。

新たな物語の方向性を打ち出したいと思っていたとき、突然それは降って来た。

一気に彼女をモチーフにしたボイスドラマの構成が出来上がった。

オファーから収録まで実に2年も待って頂いた。

本作は出演者にまつわる小ネタを各話にふんだんに取り入れているので、ご存じの方やファンの方は「ここはあれが元ネタか!」と思いながら聴いて頂けると光栄だ。

【キャスト】

山田梨佳
公式サイト/twitter/instagram

◎舞台◎
[2022]
・こわっぱちゃん家本公演
『みんな友だち』出演
(上野ストアハウスにて Aチーム レイナ役)

・キ上の空論#17
『ピーチの果て、ビーチのアビス、つまりはノーサイド』
(サンモールスタジオにて Aチーム イオリ役)

[2021]
・キ上の空論#12
「ピーチオンザビーチノーエスケープ」
(サンモールシアターにて オーエル役)

・オフィス上の空 6団体プロデュース
「1つの部屋のいくつかの生活 #3」

こわっぱちゃん家 参加作品
『Picnicへのご案内』
(吉祥寺シアターにて ユキ役)

[2020]
・こわっぱちゃん家本公演
『remake -127birth』出演
(シアター風姿花伝にて 瑞恵役)

・アートにエールを!東京プロジェクト
こわっぱちゃん家『窓』
(下村さん役)

・こわっぱちゃん家 本公演
『余白の色彩』出演
(シアター711にて 泰葉役)

[2019]
・T1 project公演
『Musical 幸せな時間』出演
(下北沢本多劇場 にて 青木美奈子役)

・演劇ユニット くものした公演
『眠れない夜のためのバカンス』出演
(エリア 543 にて フェスタ543 参加)

・888企劃プロデュース公演vol.1
『三人ヨシコ』出演
(花まる学習会王子小劇場にて 田辺美咲役)

・こわっぱちゃん家本公演
『先天性promise』出演
(「劇」小劇場にて 佐々木役)

・solosoloproject公演
『MONSTERS INTRODUCT』出演
(キーノートシアターにて マミム先生・ピチコママ役)

[2018]
・劇団むぎこ旗揚げ公演
『幸運の⼥神には前髪しかない』出演
(Special Colors にて 吉野愛梨役)

・こわっぱちゃん家 本公演
『−127birth』出演
(下北沢 OFFOFF シアター にて ⼤森役)

[2015]
・劇団ズッキュン娘第 7 回公演
『谷間にカンパイ!』出演
(シアター⾵姿花伝にて 若葉役)

[2012]
・別世界カンパニー公演
『新撰組伝〜沖⽥総司の⼀⽣〜』出演
(テアトル BONBON にて 奥沢栄助役)

◎映画
[2020]
竹内和広監督作品
『P.S. my life』出演 (夏希役)

[2015]
⾼橋コウジ監督短編映画作品
『虚空の森』出演(カイ役)

【キャスト・メッセージ】

【収録協力】

プラチナムガレージ

【脚本・演出・製作著作】

須田剛史

【購入方法】

pcgentle.244@gmail.com
お名前と作品名をご記入の上、
上記のアドレスへお送りください。
※銀行振込にて承ります。

【購入までの流れ】

①まず、上記のアドレスへご連絡ください。
②振込先を記したメールを返信致します。
③恐れ入りますが、ご入金をお願い致します。
④ダウンロード先のリンクをお送り致します。
⑤保存して頂くといつでもご聴取頂けます。

※ご不明な点がございましたら、些細なことでも構いませんので何なりとお申し付けくださいませ。

このボイスドラマはフィクションですが、
日本のどこかで起きている出来事かも。
あなたはこの謎、解けましたか?