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アイスカフェラテ1杯で8時間も粘ったケチ男とコーヒーを100杯もおかわりした欲張り女が織り成すシナリオ対談。

上記の理由でカフェを追い出された物書き・スダと記者・宇加賀井益代のふたりはタクシーで次の場所へと移動中。

信号待ちするタクシーの窓から見える書店。
益代は出入口にあるポスター等を見る。

宇加賀井益代(うかがい ますよ)
「あたしのを埋められるのは原稿用紙のマス目だけ」

益代「最近、実写化される作品が多いよね」
スダ「たしかに」
益代「よくネタ切れしないよね」
スダ「たしかに」
益代「原作のネタを見つける人の目はスゴイ!」
スダ「たしかに」
益代「でも何よりネタを考える人がスゴイ!!」
スダ「たしかに」
益代「ちょっと、アンタさっきから『たしかに』しか言ってないじゃない! これブログに載せるんだから、何かしゃべりなさいよ。じゃないとギャラやらないわよ」
スダ「ギャラ欲しい」
益代「アンタはカネの亡者か!」
スダ「ふふふ」
益代「あ、ネタで聞くこと思い出した」
スダ「どうぞどうぞ」
益代「ではここでクエス……宇加賀井益代が伺いますよ」
スダ「クイズ番組と間違えないでください」

物語のネタってどう思いつくの?

スダ「それはですね。キャラ(※第3回参照)と同じく、ネタにもモチーフがあります」

『物語のネタにも元ネタがある』

益代「元ネタって、前回もやったよね」
スダ「物語にも元ネタがあるんです」
益代「ん? つまりどういうこと?」
スダ「実際に起きたことを物語のベースにするんです。ちなみにこれまで掲載した作品は、テレビや本やネットのニュースなどでピンと来たものをベースにしています」

1作目「七草千景激辛クライシス
⇒バラエティで超激辛ラーメンを愛する若い女性たちの特集を見て。

2作目「ひとりぼっちチェリー
⇒ネットのニュースで乱れる性の実態の記事を見て。

3作目「仲良し両親が別居した
⇒ブログで離婚に関する記事を見て。

4作目「エイリアンふたり
⇒都内の人気ローカル番組・5時夢!を見て。

益代「それを知って読むと見方変わるね」
スダ「まず気になった元ネタから題材を決めて、そこからオリジナルの物語にしていくというワケなんです」
益代「へえ」
スダ「ちなみに次回作もある元ネタが」
益代「え? どんな元ネタ?」
スダ「実はある人のお腹の中に…………」

スダが益代の耳元でヒソヒソ話。
ビックリする益代。

益代「マジで? そんな人がいるの?」
スダ「はい」
益代「事実は小説よりも奇なりだね」
スダ「実際、現実に起こる出来事のほうが作り物を超えていますから」
益代「言われてみれば、これまで観たドラマも映画も実際にあったことを物語のベースにしてる気が……」
スダ「そうなんです。そして敬意と愛を込めるのを忘れないように」
益代「他にはモチーフになりそうなものってあるの?」
スダ「やっぱり作者の実体験ですね、これに勝るものは無いかと。いろんな経験をされている方はすごい作品を書かれています」
益代「嗚呼、あたしもいろんな経験したっけな」
スダ「あれ? 過去には興味ないんじゃないんですか?」
益代「それは他人の過去。あたしの過去、聞きたい? ねえ、聞きたい?」
スダ「また今度で」
益代「おい! 今度とお化けは出たためしがないでしょ!」
スダ「あ、たしかに」
益代「ギャラ減らしまーす」
スダ「そ、それだけは……」
益代「ところで、まだ着かないの?」
スダ「本当ですね。もうかなり時間経ってるのに」
益代「運転手さん」

運転手は無反応。

益代「ちょっと何か答えてよ!」
スダ「何で無口なんですか!」
益代「あなた、いったい何者?!」

目的地は電車で一駅の距離のはずが、もうすでに三駅ほど超えている。
果たしてタクシードライバーの正体とは?!
そしてふたりの運命は――?

to be continued……

<今回のおさらい>
題材にもほとんど元ネタがある
身の回りのものから発想しよう
てか運転手、マジで誰?

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